元素楽章キャラクター一覧

元素楽章キャラクターの一覧です。彼らの世界に流れる周期律にならって、族ごとに紹介します。


1族

1番元素 水素


アルカリ金属

3番元素 リチウム

11番元素 ナトリウム

19番元素 カリウム

37番元素 ルビジウム

55番元素 セシウム

 

「...ふん、いいわ...時計塔で雇ってあげる。でも約束して!遅刻と残業は1秒たりともしない事!」

 

いつも予定に追われている時計塔の管理人。91億9263万1770分の1秒で刻んだ精細なスケジュールに基づいて行動している。

時計塔には警鐘の機能も備わっており、セシウムの大きな耳の優れた聴力が周囲での開戦や暴動を聞きつけるとすぐに避難勧告の鐘が町中を響き渡る。

87番元素 フランシウム


2族

4番元素 ベリリウム

 

「わたくしたち元素はどうしても気になる相手にもう一方踏み込めない。このいたいけな気持ちを『クーロン障害』と呼びますの。」

 

ジェナスラク大学 恋愛学部の学部長。

ふざけた名前の学部だが性別の存在しないこの世界における恋愛は(原子核)物理学と同様であるらしく、甘い響きに釣られて入学すると痛い目にあう。

同僚に自作のお菓子を渡したりと非常に明るく友好的であるが、同大学学長曰く「あいつの研究室が1番やばい」との事...。

12番元素 マグネシウム

 

「木が、はなしてる。海も、しゃべってる。きみたちのことばと、すこしちがうだけ。」

 

ふわふわとした喋り方をする自称 森の主。

だがその正体は大陸に大きな影を落とす巨大な世界樹“そのもの”でありこの大陸の自然を牛耳る存在である

…が、マグネ自身や周囲の妖精たちもそんな事は気にせずにいつも木の上や海の上でいつも日向ぼっこをしている。

 

 


アルカリ土類金属

20番元素 カルシウム

 

「それじゃあ...後は、たのみますよ。

ぼくはここから動けませんので...。」

 

大陸東端の民族集落『土龍郷』(どりゅうきょう)

の長。

責任者ではあるが自身は土地から動こうとせず、外交は秘書のストロンチウムや友人のバリウムに任せている。

 

集落の中心にある二重塔の内部、鍾乳洞のような奇妙な建造物の中でいつも“何か”に祈りを捧げている。

38番元素 ストロンチウム

56番元素 バリウム

88番元素 ラジウム


3族

21番元素 スカンジウム

 

「よ〜〜っし、今日もでっかい光、打ち上げちゃいますか!」

 

野球チーム「エカホー・スカジーズ」のエース、巨人族のプロ野球選手。子供の頃大量のお化けに囲まれたというトラウマからお化けに対する恐怖心が未だに取れずグラウンドに出る時以外は『お化けに仲間だと思って貰うためのなかよしフード』を着用している。しかしどうも笑いのツボがかなり変わっているためチームメイトからはお化けより奇妙な存在として思われている節がある。

39番元素 イットリウム


4族

22番元素 チタン

 

「みんなー!おそうじの時間だゾー!

チタン、頑張っちゃうゾ!!」

 

チタンのそうじ屋!という馬鹿でかい看板を掲げた清掃業者(?)の店主を務める巨人族の白い金属。本人は掃除と言っているが戦闘のことを「掃除」と勘違いしており顧客の敵を一掃するのが主な仕事だ。

明るすぎる純粋な性格で誰にでもよく懐き友達が多い。戦闘では巨体に見合わない身軽な動きから繰り出される物理攻撃で敵を気絶させ、戦場に血の一滴すら残さない。

…その点では「掃除屋」の仕事を全うしている…?

40番元素ジルコニウム

72番元素 ハフニウム


5族

23番元素 バナジウム

41番元素 ニオブ

 

「また失敗したじゃない!もうっ〜!オブリ君どうにかしなさいよっ!」

 

過労死寸前のオブリ君第2号「ブ、ブリリ〜...」

 

タンタルと一緒に冥界に住んでいる金属元素。

何よりも自慢話が大好きで自慢話を聞いてくれるタンタルの事はまあ嫌いじゃないから世話をしてやっている。

 

オブリくんと呼ばれている四角く黄色い結晶状の生物はニオブ酸リチウムの分子モンスターでありニオブにより酷いくらい労働させられている。2号は過労死寸前だ。

73番元素 タンタル

 

「ニオブは良い子なんだ。俺にさえ優しくしてくれる...だから…隠しておかないと。

 

ニオブと一緒に冥界に住んでいる悲運の金属元素。

前世に犯した罪の罰として自分の手足で水や食べ物を口に運ぶことが出来ない呪いがかかっている。

そんな手のかかる自身を気にかけてくれるニオブの事をかわいい我が子のように思っており護ると言う名目で冥界に幽閉している。


6族

24番元素 クロム

 

「ガラスのケースに入れられて一生を過ごすつもりかい?美しいものは全て脚光を浴びるべきなんだ。

さあ、私の手を取って。」

 

耽美主義の自称芸術家。あらゆる色鮮やかな芸術品を好み、作品の価値を最も発揮できる場所へと導く…という名目で個人宅や博物館から盗みを行う怪盗。

結局のところ行っているのは犯罪だが、『色』で人々を惑わし、予告状で警告を行うにもかかわらず堂々と現れ華麗に盗みを働き颯爽と去るその姿もまた1つの芸術の域に達していると言えるだろう。

42番元素 モリブデン

 

「アンタ、やせ細って格好がつかないね!

  ほら、たーんと食べんさいな!」

 

超老舗の喫茶店『喫茶 森武殿』の店主を務める金属。店主自身が料理好きで近所の農家や牧場と提携しているため、 珈琲以外にも新鮮なミルクや野菜を使用した美味しいメニューを提供しており、店主も気さくな性格の為喫茶店は大繁盛している。

喫茶店自体は1度昔の戦争の惨禍を経ているが店主がたった一人で店舗を守り抜いたという武勇伝があり実は最強系オカンなのではないか…と噂されている

74番元素 タングステン


7族

25番元素 マンガン

 

「にひひ…いい武器が揃ってるんだな〜。ここで装備してくか?」

 

武器開発が大好きな鍛冶屋のマンガン。

バカでかい相棒の剣「臙脂」は振りかざせば雷を撒き散らすことが出来るらしいが...怒らせなければ恐ろしいことは何もない。怒らせなければ。

43番元素 テクネチウム

 

「作られたものにも命は宿るんです。

  たとえ、皆から忘れ去られても」

 

泉の一軒家に住まう失踪しがちな放浪の人形使い。動くものを追いかける不思議な人形を扱っており主人の居場所は人形に聞けばわかるかもしれない。本人は物静かな性格で、周りの元素とは一風変わった儚い雰囲気を纏っている。また、無類のファンタジー小説愛好家であり架空の人物「ポリニウム」「イルメニウム」「デビウム」「ニッポニウム」等のキャラクターを崇拝している

75番元素 レニウム


鉄族

26番元素 鉄

 

「鉄心石腸━━━━我らが道は此処にある!!」

 

遷移金属の守り手である軍隊の元帥。

正義の鉄槌は貴金属と卑金属の平等社会を実現する為に...。

他人に厳しく自分にも厳しい厳格な性格であり部下の功績は軍隊の功績とする一方で部下の失敗は軍の最高責任者である自身の責任とする義侠心も持ち合わせており

威風堂々とした態度で信念を貫くその姿が多くの金属から支持を集める理由でもある。

鉄個人でも桁違いの強さを持っているが、遷移金属達の力を借りることでその剣はより強度を増す。

27番元素 コバルト

 

「大切なのは...

 予讐!復讐!再復讐!ですわよ!」

 

遷移軍の軍人。平民出身だがお嬢様のような口調で喋る。軍人として稼いだお金の殆どは故郷の村に送っているらしく、貧しい土地で育った経験からか、摩擦にめっぽう強い。

平民なのにお嬢様のように振る舞う理由については「せめて心だけでも豊かでありませんと、本物の貧乏になってしまいますわ!」との事。

28番元素 ニッケル

 

「落ち着きなよコバちゃん...

ステーキは逃げたりしないんだからさ。」

 

遷移軍の軍人。攻撃を受けるほど防御が固まるで有名な『不動隊』の隊長。いつも落ち着いた様子であり激昂するコバルトをなだめている姿がよく目撃される。

頭の硬いコバルトとは違い柔軟な思考を持っており策を練る軍師として様々な逆境を打ち破ってきた実力者。本人は動物好きだが、動物からは何故か嫌われてしまうのが悩みだとか


白金族

44番元素 ルテニウム

45番元素 ロジウム

46番元素 パラジウム

76番元素 オスミウム

 

「押忍!オスミウムだ!かかってきな!

……ん?敵じゃないのか?なんだ…」

 

大陸最高密度の金属塊を振り回して戦う白金族のパワー系戦士。

他の白金族と同様に高貴な身分ではあるものの本人にその自覚は殆どなく、暇を持て余してはしれっと他国に飛んでいったりいつの間にか戻ってきたりする自由奔放な所が同族の悩みの種になっている。

77番元素 イリジウム

78番元素 プラチナ(白金)

 

「…誰かが見ているかどうかは関係ありません。

      私は私の使命を果たすのみです。」

 

白金族を束ねるリーダーでありトップクラスの貴金属に分類されるお嬢様。

世間知らずな一面もあるが、美しいこの世界を守るため常に最前線で戦っている。


11族

29番元素 銅

 

「そんな事ないよ!ほら見て、この切断面!

 初めてじゃこんなに綺麗にできないよ!」

 

物作りと音楽を愛する竜人族の活発な若者

…に見えるが、実際は古代より存在する金属竜のうちの一人。

貴金属のきょうだいとは幾千年も昔に別れて卑金属の運命を歩んでおり、町の人々と馴染んで町工場の傍らで暮らしている。

47番元素 銀

 

「…金属としての価値など気にせずに

   あの子たちがまた笑い合えたら…。」

 

自身の力で作りだした美しい鏡の国にひっそりと暮らしている貴金属の竜人。

大昔にばらばらになってしまったきょうだい、金と銅のことを何千年も想い続けている。

79番元素 金

 

「このくらい、当然よ!

あたしがいっちばんなんだから!」

 

かつて無限の富を生み出す竜族の貴金属がいた。しかしその能力を利用する為に人々は争い戦争を起こし、傷ついていく...その姿を見るに見かねた心優しい貴金属は太古の時代に自身をとある神殿に封印した。──というのがこの大陸に伝わる伝承である、が…

ある時から貧困で危機にある都市に突如現れては富を残し人々を救い逃げする竜族の金属が出現。   「ラッキードラゴン」と呼ばれ親しまれているその竜の正体は…?


12族

30番元素 亜鉛

 

「大丈夫、君のことは私が守ってみせる。」

 

美食と青い花を愛する心優しい音楽家。

自身の「安定」を第一とする典型元素の中でも珍しく自己犠牲の精神を持ち合わせた元素であり、様々な元素から好かれている。

48番元素 カドミウム

80番元素 水銀

 

「キミの願いは億万長者?不老不死?

ああ!ボクがぜ〜んぶ叶えてやろう!」

 

大陸中で色んな意味で有名な常温液体の奇術師。

他人から心酔される事を生き甲斐としており自身が全知全能であるかのように立ち振る舞う。その為に効果のない長寿の薬や賢者の石を作っては売りつけている大詐欺師であるが逃げ足だけはやたらと早いため残念ながら未だにお縄に掛かっていない。


13族(エイコサゲン)

5番元素 ホウ素

13番元素 アルミニウム

 

「探偵依頼なら先に仕事の内容を言うのじゃ!

.....何?朝5時に桜見の場所取りじゃと...?」

 

自身のフットワークの軽さを活かし郊外のアルミナ探偵事務所で探偵をしている愉快な迷探偵。

優秀な探偵がどんな内容でも解決してくれるとの定評がついたが、戦争が終わり平和が訪れてからは探偵事務所への相談内容がしょうもない雑用ばかりになり本人は複雑な心境の模様。

ちょっと短気で怒らせるとすぐイカ耳になる。

31番元素 ガリウム

49番元素 インジウム

81番元素 タリウム


14族(クリスタロゲン)

6番元素 炭素

 

「今理学部に入ると…

  もうひとつ理学部が付いてくるぞ!」

 

四本腕の愉快な学者。

ジェナスラク大学の理学部長であり廃部寸前の理学部に見境なく人を勧誘する悪い癖があるが、誘い文句があまりにも胡散臭いため効果は芳しくない模様。

幾千年もの時を生きても一切衰えることのない記憶力と発想力で新しいものを生み出し続ける天才だが、他人からは変人学者としか思われていないようだ。

14番元素 珪素(ケイ素)

 

「...冷やかしなら帰ってくれ。占いは楽な仕事じゃねえんだ。」

 

賢く、そして美しい見た目を持つが異常に口の悪い爆速計算ヤギ。

占い師として働いているが占いの内容は膨大なデータに基づく量子計算による未来の予測であり決して絵空事の夢を与えるものではないことに気を付けよう。

同族の炭素とは真反対の性格で孤独を好むが、なんだかんだ炭素とは離れられない腐れ縁のようだ。

32番元素 ゲルマニウム

50番元素 スズ

82番元素 鉛

 

「この世界は見えない方が幸せなものの方が多いのよ。そうでしょう?」

 

大陸中で知らないものは居ないと言われる世界的劇団役者。

一時は世界を救う英雄であり、一時は無垢なる少女であり、一時は世界を惑わす悪人であり──

実生活すらその役に染まるため、鉛の素顔を知るものは誰も居ない。


15族(ニクトゲン)

7番元素 窒素

 

貴方が噂の新入生ですか、よろしくお願いします。

.....入学のオマケ?理学部がもう1つ…?

ええと、何を言っているんですか?」

 

礼儀正しく眉目秀麗な学者。

ジェナスラク大学教授陣で唯一の常識人であり、持ち前の顔の良さと人当たりの良さで学生の目を集めているが、そんな事はお構い無しな各学部長に盛大に振り回される生活を送っている苦労人。

ちなみに、背中の翼は腕に変化させることが出来る。

15番元素 燐(リン)

 

「特急便、冷凍便、なんでも承れるぞ!

   ま、火気厳禁だけは難しいけどな」

 

大陸の物流を支える『明星通運』の運び屋。

高い身体能力や妖力を持つが性格は大のイタズラ好きで日頃から墓を荒らしたり火をつけたりやりたい放題である。

33番元素 砒素(ヒ素)

 

「相続の魔法...これはただ、財産を得るだけの魔法。別に、殺人とかじゃないわ...!」

 

可憐な緑色がチャームポイントだが可愛らしさにそぐわぬ怨みや欲望を抱えている魔道士っ子。

様々な暗殺計画を実行してきたが手段がワンパターンで詰めが甘く、かなりの確率で計画がバレてしまう。いわゆるドジっ子。

51番元素 アンチモン

 

「ふふっ、懺悔ならいつでも聞いてやろう♪」

 

大陸有数の礼拝施設、『スティビ大聖堂』で夜間の見回りを担当している修道士。

神への忠誠と言うよりは宗教の力を信用する現実主義の信者ゆえに、アンチモンの前で神頼みの懺悔や願い事を口にすると、『役には立つがかなり手厳しい回答』が帰ってくることだろう。

83番元素 ビスマス

 

 「...この建物、地下に隠し部屋があるだろう。」

 

異彩の建築家。溶けかけた骸晶のような独特な世界観の建造物を大陸各地に残している。

木で鼻をくくったような性格で相当な変わり者だが、これは周りの元素の影響だろうか。


16族(カルコゲン)

8番元素 酸素

 

「世界の循環、生命の廻り、…もちろんです。

すべては導きのままに。」

 

アスティオン大陸の輪廻を司ると言われている最高司教。永遠の命を持つ元素にとって、目まぐるしく変化し進化と衰退を繰り返す生命はどのように見えているのだろうか?

16番元素 硫黄

 

「喧しい。こんなところで騒がれては龍たちが起きてしまうぞ。」

 

古来より存在し、億万の龍を従え、歩を進めたところには黄金の橋が架かる伝説的な龍王。

人間に対しては非常に高圧的な態度だが甘えてくる硫化物たちと戯れている姿が目撃されることも。

34番元素 セレン

52番元素 テルル

84番元素 ポロニウム

 

「えーヤバくない?絶対別れた方がいいって!

 てかさ、たまにはあーしの機構も見てってよ!

 

ある大学で工学部長を務めるエンジニアギャル。創作意欲が高く試行錯誤が大好きという天性のものづくりの才があるが、何かと『最大瞬間火力』にこだわってしまう癖があり並大抵の人間には扱えない高火力兵器ばかり発明している。


17族(ハロゲン)

9番元素 フッ素

 

「我が族の子が迷惑をかけたな。これは詫びの品だ。

…それでは。」

 

図体や表情、そして「逆らった者は頭を片手で握り潰される」といった恐ろしい噂から非常に怖がられている強面の紳士。

実際のところ、コミュニケーションが得意ではないだけで本人は生徒や同族元素を我が子ように愛している。それどころか極度の寂しがり屋であり、気をかけた子供に拒絶されるたび数時間ほど壁を向いて落ち込んでいるそうだ。

17番元素 塩素

 

「───残念だったな!ワタシは...

      『混ぜるな危険』だ!!」

 

反社会的危険組織『電子親和組』の組長。

敵も見方も無差別に攻撃する戦闘スタイルのため、もはや部下も手に負えなくなっている。

…人生で自分の毒が全く効かなかった初めての相手、それが18番元素アルゴンであり、アルゴンを溺愛するあまり同じ電子配置を得ようと手段を選ばない狂人になってしまった。

 

一方アルゴンの方は塩素のことを特に認知していないようだ

35番元素 臭素

 

「ホホーウ…これは良質な記事ネタの予感がしますな。」

 

新聞記事を書きながらも雑誌『週刊文臭素』を趣味で発行する記者。一見ヤバい奴に見えるが「炎上させないスキャンダル」が記事のモットーであり炎上による誤った情報の伝播を防ぎつつ淡々と真実を報道していく真のジャーナリスト。

...だが、もし隠しておきたい「真実」があるなら臭素に目をつけられないよう動くのが賢明である。

53番元素 ヨウ素

85番元素 アスタチン


18族(貴ガス)

2番元素 ヘリウム

10番元素 ネオン

 

「おー。煌びやかでいいね。そんじゃ

  今日は赤い雨を振らせますかー。」

 

王城地下にある巨大な監獄「ニアンゲート」

その入口にある裁判所長を務める高貴なる元素。

この国の 「法律(=Scientific law)」 に従順である一方、法律に従っていれば何でもOK 明るく生きよう というゆるい思考の持ち主であり地下監獄は今や巨大なネオン街、裁判はフロア(法廷)を湧かせるのが常識の世界になっており国民は「司法権が独立しすぎた」と頭を抱えている。

18番元素 アルゴン

 

「まったく、わかってないなあ〜。

働かない事にも意義があるんだよ。」

 

惰眠を好み労働を嫌う高貴なる怠惰の権化。

元々争いの絶えなかった1族と17族の土地の中間に存在していたエルゴンシティ。だがアルゴンが町長として就任してからは争いは収まり平和が訪れた…

これがアルゴンの能力故の平和である事を本人も町民も知る由がない。

36番元素 クリプトン

54番元素 キセノン

86番元素 ラドン

 

「もう、そないに怖がらんといて?微量の放射線はむしろ健康にええねん!」

 

放射性が原因で天界から追放された堕天使。

天界からの落下地点が偶然温泉であり助かった事から天界より心地いい温泉として自身の落下場所で温泉宿を開業した。

温泉は浸かると健康になると非常に評判が良く、硫黄も頻繁に訪れるとか。


ランタノイド

57番元素 ランタン

 

「うぅ、セリアが国王になれば...

私がするよりずっと...ずっといいです...。」

 

地下都市の発展したランタノイド諸島にある希土類元素たちの住まう国『サモンダルア』の国王様。しかし国王の風格は無く、極度の恥ずかしがり屋故に人前に出れば親友のセリウムの背後に隠れるばかりである。

本当はやればできる頑張り屋さんで国民達からは信頼されているが...本人は国王を誰かに代わって欲しくて仕方ないらしい。

58番元素 セリウム

 

「アハハ!アンタなら大丈夫だって!

胸張っていきなよ、国王様!!」

 

地表の安定しないランタノイド列島の地下を開拓し都市を築いた偉大なる開拓者。希土類元素たちの生活に豊穣をもたらした救世主でもありながら偉ぶることなく仲間やランタンを支える人格者で、仲間からはセリアと言う旧名で親しまれている。

閉鎖的であったサモンダルアもセリウムやランタンの努力によって徐々に明るく外交のある国へと変化しているようだ

59番元素 プラセオジム

 

「ネオジム?いや、双子じゃないっスよ。盛大な勘違いっス。」

 

溶接工として地底の金属素材を加工する仕事人。ネオジムは目立ちたがり屋の一方でプラセオジムは大人しい性格のため「双子に見えない!」とよく言われるがそもそも双子ではない。

ネギが好きだがチョコレートはダメらしい。

60番元素 ネオジム

 

「前にならえ!この磁界は最強磁石の占領下だー!」

 

地底世界は土が崩れていきなり道が無くなったり地層がズレたりと交通事情はかなり複雑である。そんな複雑な道で金属同士が衝突しないよう磁力の力で強制的一方通行の道を作り整備するのがネオジムの仕事である。

磁力の力を自在に操る能力は遷移金属相手に圧倒的な戦闘力を発揮するため実は周りの金属から敵に回されないよう気を遣われているが、ネオジム本人は自身の能力の恐ろしさに気付いていない模様

61番元素 プロメチウム

62番元素 サマリウム

63番元素 ユウロピウム

64番元素 ガドリニウム

65番元素 テルビウム

66番元素 ジスプロシウム

67番元素 ホルミウム

68番元素 エルビウム

69番元素 ツリウム

70番元素 イッテルビウム

71番元素 ルテチウム


アクチノイド

89番元素 アクチニウム

90番元素 トリウム

91番元素 プロトアクチニウム

92番元素 ウラン

 

「...これで、これでようやくみんな普通の幸せが手に入る。...そうだよね?」

 

大陸を追放された放射性元素の1人。発熱体質があり、体に冷却水を循環させているだけの「普通」の人間であったが、ある時ウランの身体に特別な才能があると認められ被検体 兼 研究者としての活動を開始した。

安定元素よりも自分達の方が正しい存在だといった思想を持つ傍ら、心のどこかで発作を起こさず普通の幸せを享受できる安定元素を羨ましく思っている…情緒不安定な人間らしい人間である。

93番元素 ネプツニウム

94番元素 プルトニウム

95番元素 アメリシウム

96番元素 キュリウム

97番元素 バークリウム

98番元素 カリホルニウム

99番元素 アインスタイニウム

 

「この出会いも必然ということ。悪魔は存在する...。」

 

想像力と好奇心豊かな学者。

人と関わるのが得意でなく、特に列島の学者たちとは意見の対立が原因で不仲であるため個人で研究をしている。

一見変わり者ではあるが音楽と綺麗な海、そして平和を愛しており友人のウランには再三として決して道を踏み外すんじゃないと優しく警告している。

100番元素 フェルミウム

101番元素 メンデレビウム

102番元素 ノーべリウム

103番元素 ローレンシウム


超重元素

104番元素 ラザホージウム

105番元素 ドブニウム

106番元素 シーボーギウム

107番元素 ボーリウム

108番元素 ハッシウム

109番元素 マイトネリウム

110番元素 ダームスタチウム

111番元素 レントゲニウム

112番元素 コペルニシウム

113番元素 ニホニウム

 

「大丈夫、あなたならできる。」

 

不安定の海の果て、神社のある島で見つかった元素。

愚直で前向きだけど、ちょっと浮いてる子。

亜鉛とビスマスに何かの縁を感じているらしい

114番元素 フレロビウム

115番元素 モスコビウム

116番元素 リバモリウム

117番元素 テネシン

118番元素 オガネソン

 

「安定の島に辿り着き、その景色をキャンバスに収める。うん…素晴らしい夢だ。」

 

不安定の海の果てからやってきた元素。

賢いだけでなく芸術センスにも長けており、自らが設計した船で『安定の島』を探す旅を続けている。


その他(同素体・同位体など)

 6番元素 炭素の同素体 ダイヤモンド

 

「なんてことない、ただの有機化学者だぞ」

 

炭素がある程度の“圧力”と“熱”によって変身した姿。

残念ながら鬱陶しい性格はそのままである。

16番元素 硫黄の同素体 ゴム状硫黄

 

「儂をこのようにするとは 一体どういう了見じゃ?」

 

熱の上がった硫黄に水を差したときに成す姿。

龍王様はあまり怒らせない方が良い。

92番元素 ウランの同位体 ウラン235

 

「…。」

???

 

「いつか   、 の  思    。」


元素名だけのキャラクターも随時追加・更新予定です!